ジョイフル本田(3191)

 ジョイフル本田の事業内容は「関東地区における大型ホームセンター店舗の企画・運営事業」となっています。大きな成長性はありませんが、割安性はまずまずです。財務は健全ですね。

IPOジョイフル本田
成長性 割安性
△ ○
話題性 総合評価
△ c


基本情報

会社名 ジョイフル本田(3191) 【東証(所属部未定)】
会社URL http://www.joyfulhonda.com/
狙い目証券会社 マネックス証券カブドットコム証券、岡三オンライン証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 2,700円
仮条件? 2,450円 ~ 2,700円
公募価格? 2,700円
初値予想(独自) 2,600円 ~ 2,800円(4月15日時点)
初値? 2,650円

・IPOの地合いがやや悪くなったので、初値予想を「2,600円 ~ 2,800円」に下げました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 4月3日(木)~4月9日(水)
当選発表日? 4月10日(木)
購入申込期間? 4月11日(金)~4月16日(水)
上場日? 4月18日(金)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 0株
売出株数(OA含む)? 3,814,600株
当選株数合計 3,814,600株

・当選株数は計3,814,600株。売買単位が100株なので、当たりは計38,146枚
・公募が0株で、すべて売出しとなっている。
・当選本数は多いので、やや当たりやすい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
カブドットコム
証券
を含む)
76% 2,899,200株 28,992枚 2,899枚
幹事 野村證券 12% 457,800株 4,578枚 457枚
みずほ証券 7% 267,000株 2,670枚 267枚
常陽証券 3% 114,400株 1,144枚 不明
マネックス証券 1% 38,100株 381枚 381枚
SMBCフレンド
証券
1% 38,100株 381枚 38枚

※「割当率」や「当選本数」などの数字は、仮条件決定時付近に発表。
・主幹事以外だと、マネックス証券カブドットコム証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
丸の内キャピタル第一号投資事業有限責任組合 31.42%
(株)常陽銀行 3.76%
本田 理 3.63%
本田 晶子 3.26%
本田 勇 2.90%
飯田 佳典 2.71%
本田 夏子 2.71%
本田 直子 2.32%
本田 守 1.93%
本田 京子 1.93%

・大株主に対するロックアップは90日間と180日間で、公募価格から1.5倍で解除。
・大株主はほとんど同族(本田家)で占めている。

企業業績のデータ(5年分)


  2009年
6月
2010年
6月
2012年
6月
2013年
6月
2013年12月
(第3四半期)
売上高(百万円)? - - 181,727 176,833 (87,802)
経常利益(百万円)? - - 12,563 11,533 (5,334)
当期純利益(百万円)? - - 6,563 6,920 (3,218)
純資産額 (百万円)? - - 133,634 140,331 (143,055)
1株あたりの純資産額(円)? - - 5,192 5,452 -
1株あたりの純利益(円)? - - 255 268 (125)
自己資本比率(%)? - - 79.5 81.3 -
自己資本利益率(%)? - - 5.0 5.1 -

・会社の成長性は高くなく、業績は横ばいレベル。配当は1株あたり20円(2013年実績)。
・自己資本比率は80%を超えていて高く、財務健全性は良好。
想定価格から見たPER(株価収益率)は10倍(2013年6月実績)とやや割安な水準に設定されている。PBR(株価純資産倍率)でみると、0.49倍(2013年6月実績)とかなり割安な水準となっている。

管理人からのコメント

 ジョイフル本田(3191)は、指標面では割安感があるものの、過去の業績推移からは大きな成長が期待できず、また、当選株数も多い会社なので、公募価格近辺の初値になると予想します。
 自己資本比率が高く、財務に余裕がある会社です。安心感はある反面、定期預金もがっちりやっているので(現金同等物が350億円以上ある)、個人的には、上場する意味があるのかなぁ~と思ったりします(売り出しのみですしね)。大型ショッピングセンターを次々に出していければ、成長性も加速するのかも知れませんね。

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