オークファン(3674)


 オークファンは、国内最大級のネットオークション価格比較・相場検索サイト「オークファンドットコム」を運営する会社です。マザーズ上場の小型株で、事業モデルも人気のネット系、加えて事業も順調に拡大中と、人気化する条件はすべてそろっています。現在の相場熱を考慮すると初値は間違いなく高騰するでしょう。

成長性 割安性
◎ △
話題性 総合評価
◎ s


基本情報

会社名 オークファン(3674) 【東証マザーズ】
会社URL http://aucfan.co.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券(幹事)、SBI証券(副幹事)

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 2,280円
仮条件? 2,280円 ~ 2,600円
公募価格? 2,600円
初値予想(独自) -
初値? 10,480円 (公募価格比 +303.1%)

・公募価格2,600円は、2012年9月期の1株あたり利益75.67円の34倍です。一般的に、この値が15倍以下だと割安と言われていますので、割安性はそれほどないと言えます。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 4月10日(水)~4月16日(火)
当選発表日? 4月17日(水)
購入申込期間? 4月18日(木)~4月22日(月)
上場日? 4月25日(木)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 242,000株
売出株数(OA含む)? 126,000株
当選株数合計 368,000株

・当選株数は計368,000株。売買単位が100株なので、当たりは計3,680枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくくなっています。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 SMBC日興証券 85% 272,000株 2,720枚 272枚
幹事 SBI証券 10% 32,000株 320枚 144枚
みずほ証券 1% 3,200株 32枚 3枚
いちよし証券 1% 3,200株 32枚 4枚
岡三証券 1% 3,200株 32枚 3枚
SMBC
フレンド証券
1% 3,200株 32枚 3枚
極東証券 1% 3,200株 32枚 3枚

・主幹事のSMBC日興証券から申し込むのは絶対で、余力があればSBI証券からも申し込むのが良いでしょう。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
武永 修一(社長) 62.92%
Globis Fund III, L.P. 8.50%
GV-I 投資事業組合 6.05%
(株)DGインキュベーション 6.05%
石橋 航太郎 2.94%
Globis Fund III(B), L.P. 2.39%
(株)ネットプライスドットコム 1.44%
飯川 有宜 1.38%
和田 憲一郎 1.24%
グリー(株) 1.15%

・大株主に対するロックアップは180日間、もしくは発行価格の2倍以上。

企業業績のデータ(5年分)


  2008年
9月
2009年
9月
2010年
9月
2011年
9月
2012年
9月
売上高(百万円)? 86 220 326 491 619
経常利益(百万円)? △87 4 50 111 201
当期純利益(百万円)? △88 13 43 73 101
純資産額 (百万円)? 140 154 215 324 470
1株あたりの純資産額(円)? 62,548 68,710 92,579 256.32 341.71
1株あたりの純利益(円)? △44,132 6,162 19,017 63.23 75.67
自己資本比率(%)? 93.1 85.8 73.9 68.6 73.0
自己資本利益率(%)? - 9.4 23.5 27.2 25.5

・過去5年間、売上・利益ともにきれいな右肩上がりを見せています。売り上げは6億円程度とまだ小さく、今後も継続的な成長が期待できます。また、自己資本比率は70%台で、銀行借入にたよることなく自社資金で事業を回せており、安全性も非常に高いと言えます。

管理人からのコメント

 オークファン(3674)は、約1か月ぶりのマザーズ上場銘柄ということもあり、ただでさえ注目度が高いです。さらに、この相場が最高に盛り上がっているところに、人気化しやすい条件を全てひっさげて登場。これで初値が騰がらないわけがないですよね(笑) 大株主にベンチャーキャピタルが連なっていますが、6か月のロックアップがかかっていますので、売り需要も心配する必要はありません。主幹事のSMBC日興証券からはもちろん、SBI証券からも積極的に申し込んでいくべきでしょう。


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