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ベクトル（6058）

　ベクトルの事業内容は「企業の戦略的広報活動を支援するＰＲ事業」となっています。マザーズ上場の小型案件で成長性もあり、初値上昇が期待できそうです。また、主幹事、副幹事をネット証券が務めていますので、一般個人にも当選のチャンスが十分にあります。

★SBI証券からベクトルに当選しました！　

基本情報

会社名	ベクトル（6058）　【東証マザーズ】
会社URL	http://www.vectorinc.co.jp/
狙い目証券会社	SBI証券、SMBC日興証券、エイチ・エス証券、楽天証券

IPO日程と価格決定（初値予想）

想定価格	1,000円
仮条件	940円 ～ 1,000円
公募価格	1,000円
初値予想（独自）	-
初値	1,160円（公募価格比 +16.0％）

・想定価格1,000円に対するPERは12.3倍（2012年2月期の予想1株あたり利益81.28円をベースに計算）。

IPOスケジュール

抽選申込期間	2月7日（水）～2月13日（火）
当選発表日	2月14日（水）
購入申込期間	2月16日（金）～2月22日（木）
上場日	2月27日（火）

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数	500,000株
売出株数（OA含む）	280,000株
当選株数合計	780,000株

・当選株数は計780,000株。売買単位が100株なので、当たりは計7,800枚。
・当選本数は少なく、当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト（管理人独自予想あり）

	証券会社名	割当率	割当株数	当選本数 （枚）	完全抽選本数 （予想）
主幹事	SBI証券	82.00％	615,000株	6,150枚	2,767枚
幹事	SMBC日興証券	8.00％	60,000株	600枚	60枚
	みずほ証券	5.00％	37,500株	375枚	37枚
	高木証券	3.00％	22,500株	225枚	22枚
	いちよし証券	1.00％	7,500株	75枚	11枚
	エイチ・エス証券	1.00％	7,500株	75枚	37枚

・主幹事のSBI証券、副幹事のSMBC日興証券、エイチ・エス証券から当選のチャンス。
・その他、楽天証券からも申し込みが可能となっています。

株主構成、ロックアップなど

株主名	比率
西江肇司（社長）	63.18％
長谷川創	7.37％
ジャフコV２共有	4.43％
吉柳さおり	4.24％
西江祐子	3.73％
田代美喜	3.43％
West Wood Capital	2.97％
（有）パオス	2.53％
SBIビービー・メディア	0.63％
サイバーエージェント	0.63％
サイバーエージェントCA−I	0.63％
NISグループ	0.63％
トレイダーズホールディングス	0.63％

・社長の西江肇司・祐子、長谷川、吉柳氏に対して180日間のロックアップ。

企業業績のデータ（5年分）

	2008年 2月	2009年 2月	2010年 2月	2011年 2月	2012年2月 （第3四半期）
売上高（百万円）	1,528	2,021	2,390	2,952	（1,173）
経常利益（百万円）	△135	46	178	289	（198）
当期純利益（百万円）	△117	△28	94	142	（129）
純資産額 （百万円）	449	421	675	818	-
1株あたりの純資産額（円）	12,236	11,458	18,369	22,259	-
1株あたりの純利益（円）	△3,206	△778.11	2,563	3,890	-
自己資本比率（％）	47.7	43.2	52.7	57.3	-
自己資本利益率（％）	-	-	15.0	19.1	-

・売上、利益ともに右肩上がりで順調に推移しています。自己資本比率は高く、借入金に頼らない経営ができており、財務面の不安はありません。IPOで得た資金は、海外展開の拡大、国内基盤の強化に充てる予定です。

管理人からのコメント

　ベクトル（6058）、企業のPR活動と聞いて広告会社をイメージしたのですが、そうではなく、企業やその商品自体がメディアに取り上げられるように仕掛けをつくることを事業としているようです。このような活動をメインとしている上場企業は少なく、新規性は高そうです。現在の利益に対する想定価格が高い水準にあるので、初値が高騰するようなことはなさそうですが、ある程度は上昇してくれるのではないでしょうか。

　ネット証券では、主幹事のSBI証券、副幹事のSMBC日興証券が狙い目で、その他、エイチ・エス証券・楽天証券からも申し込むことができます。