ユニバーサル園芸社(6061)

 ユニバーサル園芸社の事業内容は、「法人向けの観葉植物の貸出し、造園工事、園芸関連商品及び造花の販売等の事業」で、ジャスダック上場の小型案件です。園芸を主要事業とする上場企業がないため、そこは新規性を感じられますが、その他はとくに魅力的な要素は見当たりません。

ユニバーサル園芸社のホームページ画像
成長性 割安性
△ ○
話題性 総合評価
○ c


基本情報

会社名 ユニバーサル園芸社(6061) 【JASDAQスタンダード】
会社URL http://www.uni-green.co.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券SBI証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,310円
仮条件? 1,250円 ~ 1,310円
公募価格? 1,310円
初値予想(独自) -
初値? 1,455円(公募価格比 +11.1%)

・想定価格1,310円に対するPERは7.5倍(2013年6月期の予想1株あたり利益175.83円をベースに計算)。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 4月10日(火)~4月16日(月)
当選発表日? 4月17日(火)
購入申込期間? 4月19日(木)~4月24日(火)
上場日? 4月26日(木)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 200,000株
売出株数(OA含む)? 237,000株
当選株数合計 437,000株

・当選株数は計437,000株。売買単位が100株なので、当たりは計4,370枚
・当選本数は少なく、当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 大和証券 85.00% 323,000株 3,230枚 484枚
幹事 みずほ証券 3.00% 11,400株 114枚 11枚
エイチ・エス証券 3.00% 11,400株 114枚 57枚
SMBC日興証券 2.00% 7,600株 76枚 7枚
岡三証券 2.00% 7,600株 76枚 7枚
SMBC
フレンド証券
2.00% 7,600株 76枚 7枚
SBI証券 1.00% 3,800株 38枚 17枚
東海東京証券 1.00% 3,800株 38枚 3枚
丸三証券 1.00% 3,800株 38枚 3枚

・主幹事以外だと、SMBC日興証券SBI証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
森坂 拓実(社長) 43.43%
森坂 幸子 14.06%
太田原 園子 12.50%
社員持ち株会 8.09%
森坂 優子 8.07%
ユニバ−サル商事(有) 5.36%
大和リース 4.73%
タカショー 0.95%
東邦レオ 0.95%
サトウ花店 0.47%

・森坂拓実・幸子・優子、大田原、ユニバ−サル商事に対し、180日間のロックアップ。

企業業績のデータ(5年分)


  2007年
6月
2008年
6月
2009年
6月
2010年
6月
2011年
6月
売上高(百万円)? 2,185 2,411 2,371 2,452 2,584
経常利益(百万円)? 410 482 481 484 434
当期純利益(百万円)? 227 278 265 288 219
純資産額 (百万円)? 3,007 3,271 3,520 3,784 3,997
1株あたりの純資産額(円)? 28,476 30,973 3,333 3,582 3,784
1株あたりの純利益(円)? 2,278 2,638 251.34 272.70 207.66
自己資本比率(%)? 84.9 84.1 85.8 85.9 86.0
自己資本利益率(%)? 7.9 8.9 7.8 7.9 5.6

※2009年6月期以降、株式1株につき10株の分割を反映。
・売上は着実に積み増していますが、利益が頭打ち気味ですね。IPOで得た資金は、全額を関西地区での販売力強化に向けた営業拠点の取得に充てる予定で、上手く展開できれば、そこで新たな利益を積み増すことができます。

管理人からのコメント

 ユニバーサル園芸社(6061)、東日本大震災の影響からエコブームが広がっている中、緑化ビジネスへの関心は高まっていると思いますが、果たして、それが初値を大きく押し上げるだけの買いを生むかは微妙なところです。想定価格は割安でも割高でもない妥当な水準と言え、大きなリターンは期待しづらいでしょう。当選を狙うならSMBC日興証券SBI証券から申し込みが可能です。


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