ティーライフ(3172)

 ティーライフの事業内容は「自社で企画した健康茶,健康食品,化粧品等の通信販売事業」で、JADAQ上場の小型案件となっています。売上が頭打ち気味で将来の成長性が感じられないため、人気化はむずかしく、総合評価は「C」としました。

ティーライフのホームページ画像
成長性 割安性
△ ○
話題性 総合評価
○ c


基本情報

会社名 ティーライフ(3172) 【JASDAQスタンダード】
会社URL http://www.tealifeir.com/
狙い目証券会社 SBI証券SMBC日興証券カブドットコム証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 530円
仮条件? 480円 ~ 530円
公募価格? 510円
初値予想(独自) -
初値? 556円(公募価格比 +9.0%)

・想定価格530円に対するPERは10.0倍(2011年7月期の純利益224百万円をベースに計算)。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 2月16日(木)~2月22日(水)
当選発表日? 2月23日(木)
購入申込期間? 2月27日(月)~3月1日(木)
上場日? 3月6日(火)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 750,000株
売出株数(OA含む)? 687,500株
当選株数合計 1,437,600株

・当選株数は計1,437,600株。売買単位が100株なので、当たりは計14,376枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 野村證券 80.00% 1,000,000株 10,000枚 1,000枚
幹事 静銀
ティーエム証券
5.00% 62,500株 625枚 62枚
SBI証券 3.00% 37,500株 375枚 168枚
SMBC日興証券 3.00% 37,500株 375枚 37枚
三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
カブドットコム
証券
を含む)
3.00% 37,500株 375枚 37枚
岡三証券 2.00% 25,000株 250枚 25枚
みずほ
インベスターズ
証券
2.00% 25,000株 250枚 25枚
高木証券 1.00% 12,500株 125枚 12枚
日本アジア証券 1.00% 12,500株 125枚 12枚

・主幹事以外だと、SBI証券SMBC日興証券カブドットコム証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
植田 伸司(社長) 64.14%
植田 佳代子 7.86%
従業員持ち株会 6.98%
静岡キャピタル4号 2.14%
植田 翔子 2.00%
植田 元気 2.00%
野村アール・アンド・エー第三号 1.43%
静岡銀行 1.43%
ジャフコV2共有 1.26%
ニッセイ・キャピタル3号 1.14%
日本生命保険 1.14%

・大株主に対し、90日間のロックアップ(公募価格から1.5倍で解除)。

企業業績のデータ(5年分)


  2007年
7月
2008年
7月
2009年
7月
2010年
7月
2011年
7月
売上高(百万円)? 4,479 4,299 3,854 4,259 4,519
経常利益(百万円)? 464 221 219 333 395
当期純利益(百万円)? 277 149 45 175 224
純資産額 (百万円)? 2,407 2,464 2,454 2,577 2,750
1株あたりの純資産額(円)? 34,398 35,208 35,066 36,826 39,286
1株あたりの純利益(円)? 4,317 2,129 653 2,507 3,213
自己資本比率(%)? 76.8 80.7 82.0 80.3 81.0
自己資本利益率(%)? 13.1 6.1 1.9 7.0 8.4

・自己資本比率が80%を超えており、財務面の不安はありませんが、売上は景気に応じて変動しているみたいで、企業自体の成長性は感じられません。IPOで得た資金は、インターネット広告などによる新規顧客獲得のための広告宣伝に充てる予定です。

管理人からのコメント

 ティーライフ(3172)、お茶商品の通信販売といささか華やかさに欠ける案件です。また、割安性、成長性ともに目立つところがなく、初値を大きく上げるだけの買いを集めるには力不足です。公募割れする可能性は低いと思いますが、今回はスルーしても問題ないでしょう。当選を狙うなら、SBI証券SMBC日興証券カブドットコム証券から申し込みが可能となっています。


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