大阪工機(3173)

大阪工機の事業内容は「切削工具,耐摩工具,環境製品,光システム製品の仕入・販売等」で、ジャスダック上場の小型案件となっています。事業に新規性もなく、成長性、割安性ともに物足りないので、初値上昇は望みにくいでしょう。

大阪工機のホームページ画像
成長性 割安性
△ △
話題性 総合評価
△ d


基本情報

会社名 大阪工機(3173) 【JASDAQスタンダード】
会社URL http://www.osk-k.co.jp/
狙い目証券会社 マネックス証券SMBC日興証券カブドットコム証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 800円
仮条件? 700円 ~ 720円
公募価格? 700円
初値予想(独自) -
初値? 685円(公募価格比 -2.1%)

・想定価格800円に対するPERは17.4倍(2011年3月期の純利益153百万円をベースに計算)。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 2月22日(水)~2月28日(火)
当選発表日? 2月29日(水)
購入申込期間? 3月1日(木)~3月6日(火)
上場日? 3月9日(金)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 800,000株
売出株数(OA含む)? 258,000株
当選株数合計 1,058,000株

・当選株数は計1,058,000株。売買単位が100株なので、当たりは計10,580枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 野村證券 85.00% 782,000株 7,820枚 782枚
幹事 三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
カブドットコム
証券
を含む)
6.00% 55,200株 552枚 55枚
大和証券 5.00% 46,000株 460枚 46枚
マネックス証券 1.00% 9,200株 92枚 92枚
SMBC日興証券 1.00% 9,200株 92枚 9枚
高木証券 1.00% 9,200株 92枚 9枚
日本アジア証券 1.00% 9,200株 92枚 9枚

・主幹事以外だと、マネックス証券SMBC日興証券カブドットコム証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
林 祐介 21.20%
大阪ビジネスプラニング(有) 11.72%
柳川 修一 8.42%
柳川 妙子 7.95%
宿 淳子 7.93%
柳川 重昌(社長) 7.36%
柳川 十糸久 6.73%
柳川 純子 6.10%
柳川 歩 4.73%
柳川 雄豊 4.04%

・大株主に対して90日間のロックアップ。

企業業績のデータ(5年分)


  2007年
3月
2008年
3月
2009年
3月
2010年
3月
2011年
3月
売上高(百万円)? 13,911 14,550 12,806 10,385 13,573
経常利益(百万円)? 465 397 115 29 340
当期純利益(百万円)? 175 229 44 9 153
純資産額 (百万円)? 2,011 2,243 2,241 2,364 2,492
1株あたりの純資産額(円)? 3,351 3,609 3,606 3,784 3,990
1株あたりの純利益(円)? 292.45 374.79 70.94 14.91 246.19
自己資本比率(%)? 23.2 26.1 28.3 31.3 29.0
自己資本利益率(%)? 9.0 10.8 2.0 0.4 6.3

※2009年3月期まで単独決算。2010年3月期から連結決算。
・リーマンショックで景気が落ち込むとともに、業績が悪化していますが、徐々に盛り返しを見せています。IPOで得た資金は、販売戦略商品のワルター社及びセラティジット社商品の購入、国内販売網の拡充を目的とした営業所開設に充てる予定です。

管理人からのコメント

大阪工機(3173)、昔ながらの老舗企業ということもあり、人気化はむずかしいでしょう。業績的にも景気に応じて変動するくらいで、純粋な成長を感じることができません。正直、公募割れの可能性も高く、おすすめできませんが、当選を狙うなら、マネックス証券SMBC日興証券カブドットコム証券から申し込みが可能となっています。


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