スターフライヤー(9206)

 スターフライヤーの事業内容は「北九州空港を拠点とした航空運送事業」で、東証2部上場の中型案件となっています。PERが5倍台でかなりの割安感がある上、成長性も十分にあるので、初値もそれなりに上がってくれるでしょう。総合評価は「B」としました。

スターフライヤーのホームページ画像
成長性 割安性
○ ◎
話題性 総合評価
○ b


基本情報

会社名 スターフライヤー(9206) 【東証2部】
会社URL http://www.starflyer.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券(副幹事)、マネックス証券
カブドットコム証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 3,180円
仮条件? 2,900円 ~ 3,180円
公募価格? 3,180円
初値予想(独自) -
初値? 5,500円(公募価格比 +73.0%)

・想定価格3,180円に対するPERは5.5倍(2011年3月期の純利益811百万円をベースに計算)。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 12月5日(月)~12月9日(金)
当選発表日? 12月12日(月)
購入申込期間? 12月14日(水)~12月19日(月)
上場日? 12月21日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 140,000株
売出株数(OA含む)? 90,000株
当選株数合計 230,000株

・当選株数は計230,000株。売買単位が100株なので、当たりは計2,300枚
・当選本数は非常に少なく、かなり当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 大和証券 75.00% 150,000株 1,500枚 225枚
幹事 SMBC日興証券 5.00% 10,000株 100枚 10枚
みずほ証券 5.00% 10,000株 100枚 10枚
マネックス証券 3.00% 6,000株 60枚 60枚
野村證券 3.00% 6,000株 60枚 6枚
東海東京証券 3.00% 6,000株 60枚 6枚
三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
カブドットコム
証券
を含む)
2.00% 4,000株 40枚 4枚
岡三証券 2.00% 4,000株 40枚 4枚
東洋証券 1.00% 2,000株 20枚 2枚
エイチエス証券 1.00% 2,000株 20枚 10枚

・主幹事以外だと、副幹事のSMBC日興証券マネックス証券カブドットコム証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
DCM IV, L.P. 17.26%
TOTO 5.08%
安川電機 3.29%
北九州エアターミナル 2.90%
九州電力 2.54%
大和証券 2.18%
大和証券SMBCプリンシパル・インベストメンツ 2.18%
日産自動車 2.18%
福山通運 2.00%
NIFグローバルファンド 1.98%

・大株主に対し、180日間のロックアップ。

企業業績のデータ(5年分)


  2007年
3月
2008年
3月
2009年
3月
2010年
3月
2011年
3月
売上高(百万円)? 12,081 15,847 17,593 16,965 18,186
経常利益(百万円)? △2,161 △1,517 △47 294 1,109
当期純利益(百万円)? △1,419 △1,555 △74 278 811
純資産額 (百万円)? 2,468 1,537 888 1,731 2,574
1株あたりの純資産額(円)? 20.68 11.62 6.41 13.19 19.96
1株あたりの純利益(円)? △14.70 △12.74 △0.59 2.21 6.42
自己資本比率(%)? 49.8 28.5 17.9 36.9 34.3
自己資本利益率(%)? - - - 21.3 37.7

・2010年3月期に黒字転換後、利益を拡大させています。IPOで得た資金は、航空機材の購入に充てる予定です。

管理人からのコメント

 スターフライヤー(9206)、航空機材の統一によるコストカットなどで、大手航空会社との差別化を図り、顧客を獲得しています。今後も大手航空会社からシェアを奪っていく可能性が高く、将来性は十分にあります。加えて、割安感が際立っており、初値もそれなりに上がることが予想されます。当選を狙うなら、副幹事のSMBC日興証券マネックス証券カブドットコム証券から申し込みが可能となっています。


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