島根銀行(7150)

 島根銀行の事業内容は「銀行業」で、東証2部上場の小型案件となっています。地方銀行の東証2部上場ということで、全く盛り上がる展開は期待できません。一応、割安性だけはあるので、総合評価は「C」としました。

島根銀行のホームページ画像
成長性 割安性
△ ◎
話題性 総合評価
○ c


基本情報

会社名 島根銀行(7150) 【東証2部】
会社URL http://www.shimagin.co.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券マネックス証券カブドットコム証券松井証券楽天証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 550円
仮条件? 540円 ~ 560円
公募価格? 560円
初値予想(独自) -
初値? 685円(公募価格比 +22.3%)

・想定価格550円に対するPERは4.5倍(2009年3月期の純利益662百万円をベースに計算)。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 2月25日(金)~3月3日(木)
当選発表日? 3月4日(金)
購入申込期間? 3月7日(月)~3月10日(木)
上場日? 3月15日(火)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 800,000株
売出株数(OA含む)? 120,000株
当選株数合計 920,000株

・当選株数は計920,000株。売買単位が100株なので、当たりは計9,200枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 野村證券 85.00% 680,000株 6,800枚 680枚
幹事 大和証券 3.00% 24,000株 240枚 36枚
SMBC日興証券 3.00% 24,000株 240枚 24枚
みずほ証券 3.00% 24,000株 240枚 24枚
ひろぎん
ウツミ屋証券
2.00% 16,000株 160枚 16枚
三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
カブドットコム
証券
を含む)
1.50% 12,000株 120枚 12枚
岡三証券 1.50% 12,000株 120枚 12枚
マネックス証券 0.50% 4,000株 40枚 40枚
高木証券 0.50% 4,000株 40枚 4枚

・主幹事以外だと、SMBC日興証券マネックス証券カブドットコム証券松井証券楽天証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口4) 6.41%
職員持ち株会 3.84%
全国保証 1.86%
富士通 1.71%
あいおいニッセイ同和損害保険 0.81%
もみじ銀行 0.79%
損害保険ジャパン 0.71%
パッケージ中沢 0.65%
日本興亜損害保険 0.62%
須山木材 0.56%

・ベンチャーキャピタルを除く主要大株主に対し、90日間のロックアップ(公募価格から1.5倍で解除)。

企業業績のデータ(5年分)


  2005年
3月
2006年
3月
2007年
3月
2008年
3月
2009年
3月
売上高(百万円)? 9,799 10,027 10,404 10,970 10,451
経常利益(百万円)? 781 644 △3,613 754 1,169
当期純利益(百万円)? 460 389 △3,959 470 662
純資産額 (百万円)? 328,660 335,524 338,890 332,060 335,003
1株あたりの純資産額(円)? 328.61 340.48 242.20 202.98 279.66
1株あたりの純利益(円)? 9.91 8.39 △85.24 10.13 14.26
自己資本比率(%)? - 4.71 3.31 2.83 3.87
自己資本利益率(%)? 3.00 2.50 - 4.55 5.91

・2007年3月期に一時的に赤字に転落しましたが、その後は以前の利益水準に戻しています。IPOで得た資金は、中小企業への貸出金に充てる予定です。

管理人からのコメント

 島根銀行(7150)、さすがに地方銀行の上場では盛り上がることはないでしょう。IPOで得た資金も、中小企業への貸し出しに使われるということで、将来に対する期待もありません。ただ、割安性だけは際立っていますので、それなりに初値が上昇することになりそうです。当選を狙うなら、SMBC日興証券マネックス証券カブドットコム証券松井証券楽天証券から申し込みが可能となっています。


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