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過去の再上場案件の結果をまとめました!

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン[USJ]など、話題性のある企業が再上場するとのうわさが立っているので、2011年以降の再上場IPO案件をまとめてみました。件数自体が少なく、統計的な正確性はありませんが、おおよその傾向をつかむには役立つでしょう。


表の項目にある「吸収金額」は、投資家が公募価格で公開株を購入したときに、市場全体から吸い取られる合計金額のことです。
「公募時価総額」は、初値が公募価格で決まった場合における時価総額のことです。

上場年月日 企業名 銘柄
コード
総合
評価
上場市場 吸収金額 公募
時価総額
売出株数
/公開株数
公募価格 初値 利益
(初値売り時)
初値
上昇率
2017/3/30 スシロー
グローバル
ホールディングス
3563 東証
1部
761億円 989億円 77.0% 3,600円 3,430円 -1.7万円 -4.7%
上場年月日 企業名 銘柄
コード
総合
評価
上場市場 吸収金額 公募
時価総額
売出株数
/公開株数
公募価格 初値 利益
(初値売り時)
初値
上昇率
2016/6/29 ソラスト 6197 東証
1部
147億円 368億円 100% 1,300円 1,222円 -0.78万円 -6.0%
2015/11/20 ベルシステム24
ホールディングス
6183 東証
1部
581億円 1,137億円 91.7% 1,555円 1,478円 -0.77万円 -5.0%
2015/7/29 デクセリアルズ 4980 東証
1部
849億円 989億円 100% 1,600円 1,550円 -0.5万円 -3.1%
2014/10/9 すかいらーく 3197 東証
1部
932億円 2,331億円 94.7% 1,200円 1,200円 ±0円 ±0%
2014/4/23 西武
ホールディングス
9024 東証
1部
445億円 5,474億円 100% 1,600円 1,600円 ±0円 ±0%
上場年月日 企業名 銘柄
コード
総合
評価
上場市場 吸収金額 公募
時価総額
売出株数
/公開株数
公募価格 初値 利益
(初値売り時)
初値
上昇率
2014/3/18 日立マクセル 6810 東証
1部
766億円 1,104億円 100% 2,070円 1,971円 -0.99万円 -4.8%
2013/12/19 足利
ホールディングス
7167 東証
1部
266億円 1,365億円 13% 420円 451円 +0.31万円 +7.4%
2012/12/14 チムニー 3178 東証
2部
102億円 193億円 90.2% 1,000円 945円 -0.55万円 -5.5%
2012/9/19 日本航空 9201 東証
1部
6,633億円 6,873億円 100% 3,790円 3,810円 +0.2万円 +0.5%
2011/6/29 日本ドライケミカル 1909 東証
2部
7.5億円 31億円 79.6% 2,040円 2,222円 +1.82万円 +8.9%
上場年月日 企業名 銘柄
コード
総合
評価
上場市場 吸収金額 公募
時価総額
売出株数
/公開株数
公募価格 初値 利益
(初値売り時)
初値
上昇率

 

再上場案件は総じて公募割れの傾向にあります。大きな要因としては、規模が大きいことと、上場廃止後に株式を買い取って事業を立て直したファンドが利益確定イベントとして利用している点があげられます。

ファンド的には、再上場が利益確定のポイントで、その後はそれほど重視していないのでしょう。それを裏付けるデータが「売出株数/公開株数」で、多くが100%になっています。これは新たに株式を新規発行(公募)して資金を調達するのではなく、保有株式の売却に専念していることを表しています。つまり、ファンドもこれ以上事業の拡大を考えておらず、保有株式を大量に売却できるこの機会に利益を確定させておこうと考えているのです。このような背景があり、再上場IPO案件は人気化しにくくなっています。