証券会社ごとに資金拘束されるタイミングをまとめました!

 IPOを申し込む場合には、基本的に証券口座にお金を入金しますが、いつまでに入金しておけば良いかは証券会社によって違います。このページでは、「余力なしで抽選を受けられるか」、「資金拘束されるタイミング」、「同じ資金で申込可能か」を一覧表にまとめました。「資金が足りなくてIPOに申し込めなかった…」ということのないように、しっかり確認しておきましょう!

 「余力なしで抽選を受けられるか」は、買付余力がなくても(=入金していなくても)抽選が受けられるかどうかを表しています。買付余力のチェックが抽選より後かどうか、と同じ意味です。

 「資金拘束されるタイミング」とは、証券口座に入金してある買付代金が引き出せなくなるタイミングを表しています。大きく分けて、「(抽選の)申込時」、「抽選時」、「当選時」、「購入意思表示日」の4種類があります。

資金拘束されるタイミング SMBC日興証券 マネックス証券 SBI証券 松井証券 岡三オンライン GMOクリック証券 auカブコム証券

 

 「同じ資金で申込可能か」は、証券口座に入金してある資金で、ほかのIPO銘柄の抽選申込ができるかを表しています。SBI証券松井証券など多くの証券会社では同じ資金での申し込みができますが、中には同じ資金では抽選申込できない証券会社もありますので注意して下さい。
下の図のように口座に30万円を入れておけば、抽選申込時期が重なっていても30万円以下のIPO銘柄3社に申し込むことができます。

同じ資金で申込可能か

※申し込みは可能ですが、同一抽選日の場合は1社しか抽選を受けられないことがあります。処理や抽選条件は各証券会社でご確認ください。

 

 また、「抽選結果が発表されるタイミング」と「抽選時期が遅いかどうか(=後期型)」の項目も用意しました。SBI証券などでIPOの抽選にも外れてしまったとしても、IPOの抽選が通常よりも遅い後期型の証券会社にも申し込んでおけば当選のチャンスが残っています。後期型の証券会社で申し込む方法は、「IPO株の攻略・裏ワザ4」でご紹介していますので、ぜひご覧ください。

表は左右にスライドしてご確認ください
               
証券会社 余力なしで抽選
資金拘束
同資金申込
抽選結果発表
後期型
SBI証券 × 当選・補欠当選時 ○ 公募価格
決定日
×
マネックス証券 × 申込時
(BB参加時)
× 公募価格決定日
または翌営業日
×
SMBC日興証券 × 申込時
(BB参加時)
× 公募価格
決定日
×
岡三オンライン ○ 購入期間前 ○ 公募価格
決定日
×
大和証券 × 購入申込時 ○ 公募価格決定
翌営業日
×
大和コネクト証券
(旧CONNECT)
× 当選時 ○ 公募価格
決定日
×
SBIネオトレード証券 ○ 購入申込時 ○ 公募価格
決定日
×
松井証券 ○ 購入申込時 ○ 公募価格
決定日
または
購入申込期間
最終日
○※1
GMOクリック証券 × 抽選時 ○ 購入申込期間
最終日
○
楽天証券 × 購入申込時 × 購入申込期間
最終日
○
岩井コスモ証券 × 購入申込時 × 購入申込期間
最終日
○

※1 松井証券は2022年4月より「購入申込期間からスタートする(後期型)」抽選方法が追加されました。

 松井証券岡三オンラインは、証券口座に資金がなくても抽選が受けられます。これらの証券会社に口座開設しておくと、少ない資金でもかんたんに当選機会を増やせます!
 たとえば以下の図のパターンでは3回抽選のチャンスがあります。まず前期抽選で、抽選を受けるために資金が必要なマネックス証券と、資金が不要な岡三オンラインでIPOを申し込みます。ここで両社とも落選した場合、抽選時期の遅い後期型の証券会社に資金を移動させることで、合計で3回抽選を受けることができるのです。

資金の動かし方の例 マネックス証券 松井証券

 

IPOを申し込む際は、「資金をどのように動かすか」をイメージしておきましょう。本命の証券会社の特色や相性の良い後期型の証券会社、さらに入金しなくても抽選が受けられる証券会社はどこかを調べておくと、より抽選回数を増やすことができます。抽選回数を増やすことは当選への近道なので、様々なタイプの証券会社での口座開設をおすすめします!

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